(承前)(長いので項を分けましたw)
…あ! そうそう★(^^;)☆
きのう蘭越の情チェの
https://risu-kirigi.hatenablog.com/entry/2023/07/19/104139
副産物でw こんなん掘り当ててw
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アルマンディン/ロードライトガーネット
(Almandine/rhodorite garnet)
動物や植物にオス・メス、雄しべ・雌しべがあるように、もし鉱物にも男女の別があるとしたら、それはガーネットファミリーのことを指すのかもしれません。
一族の長が前回のパイロープとすれば、その”妻”は今編の主役アルマンディン、そしてその夫婦から生れた”長男”がロードライトガーネットという訳です。
更にその”親戚”はスペサルティン、グロッシュラー、アンドラダイトと続き、相互の複雑な”婚姻”関係から生れた美しいグリーンやブラウンの”いとこ”達も、華麗なるガーネット一族の自慢となっています。
(中略)
■数少ない日本のアルマンディンガーネットの産地に、福島県石川町地区があります。
アルマンディンの他にベリルや長石等の珪酸塩鉱物、そして稀少なウラニウム系鉱物も産出しました。
大正から昭和初期、連戦連勝の日本軍部は、この地で核兵器の研究開発を行った経緯があります。
https://www.hanajima.com/jewelry/colorstone/description/almandine-rhodorite-garnet.html
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パイロープガーネット(Pyrope Garnet)
7色のバリエーションを演出するガーネット・ファミリーを理解するには、その鉱物組成から学ぶ事が重要です。
それは第4話の赤色ガーネット『アルマンディンガーネット』の稿で判り易く述べるとして、そのアルマンディンとの赤色比較はかなり微妙です。
理論的には、ピンクに近い赤がパイロープ、紫に近い赤がアルマンディン、となりますが、実際はなかなか理論通りには行きません。
明らかな違いは、純粋なアルマンディンが紫色であるのに対し、ピュアなパイロープは無色透明なのです。
パイロープガーネットの赤色は、意外にもルビーの場合と同じく、あのクロム元素混入による反射光のマジックに他なりません。
(中略)
■旧約聖書にも記(しる)されるユダヤの伝説『ノアの方舟』、その船の灯火(漁り火)がパイロープガーネットであったことは、有名な話です。
紀元前3000年頃、全大地を覆いつくす大洪水を預言した神は、ノアに命じて生きる価値のある種だけを収容する大きな船を作らせます。
人、動物、植物から代表を選び出しますが、さしずめ鉱物の代表は深紅に輝くガーネットだったのでしょうか。
選ばれなかった爬虫類の恐竜はそのとき完全に絶滅した、という説もあります。
果たして大洪水は起き、方舟はトルコのアララト山(標高5,165m)に漂着したところで水が引きます。
人類史の再出発です。
多くの考古学者や聖書学者がその船跡を調査したところ、何とその「舟」の容積は箱型4万立方メートルにも及び、それはあのタイタニック号にも匹敵するとのことです。
■天体宇宙に「ガーネット・スター」という星があり、ケフェウス座μ星、正式学名はμCepheiと云います。
もともとこの星は「エラキス」と呼ばれていましたが、あまりにも赤く光るので、天文学者ウィリアム・ハーシェルが「ガーネットスターThe Garnet Star」と再命名しました。大きさは太陽の1,420倍、光度は実に35万倍で、とてつもなく大きくそして明るい星です。
わが地球との距離は3500光年(光が3500年かかって届く距離)なので、双眼鏡で十分観測できます。
カシオペア座の夫、アンドロメダ座の父であるケフェウス座のなかに、赤いガーネットスターを探してみて下さい。
探し当てた時あなたは3,500年前の世界にタイムスリップするのです!
https://www.hanajima.com/jewelry/colorstone/description/jemstory-pyrope-garnet.html
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なんで私がコレ見つけて腹筋崩壊するほど笑い転げているのか?
判らない人は、こちらを…www
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https://85358.diarynote.jp/201506020840306037/
+
www
…んで。(^^;)
上記、『かってに命名ッ!』時には、勘違い?してたようですが…
『 ディマントイド 』…って、薄い、緑色…??
https://www.hanajima.com/jewelry/colorstone/description/colorstone-jemstory-dematoid-tsavorite.html
…じゃ、『上のお兄様』に、ふさわしい感じじゃなくて…
むしろ、私…??
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(てか、『 私 』のキャラは、むしろこっち~…? w)
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アレキサンドライト(Alexandrite)
アレキサンドライトはクリソベリルの変種鉱物です。
変種とは文字通り変り種(かわりだね)、
地色が蜂蜜色(ハニーカラー)の
クリソベリルの突然変異的な変り種なのです。
変異の主因は、クリソベリル結晶の成長途上で紛れ込んだ「クロム元素」。
あのルビーの「レッド」やエメラルドの「グリーン」の“主役”になっているクロムが、ここでも主役を演じます。それも一人二役の名人芸。つまり、光源によって色を二通りに出し分けるという離れ技をやってのける。
さて、その仕掛けは―――クリソベリル結晶内に紛れ込んだクロム元素は、注ぎ込む光のうち“黄橙”系の波長(色)を「吸収」し、そして“青緑”系及び“赤紫”系の波長(色)を「反射」するような光学構造に変質させてしまう。
光源が自然(太陽)光或は蛍光灯のときは青緑色だけを反射し、人工白熱光のときは赤紫色だけを反射する。
この絶妙な光学作用は、クロム含有率が高ければ高いほど(最高品質のロシア産は0.5%)よりクリアに現れます。
――変色の鮮やかさが際立つこの宝石は、堂々「5台宝石」の一角を占めますが、色そのものの鮮やかさはエメラルドの緑、ルビーの赤には及びません。
並の宝石であれば“ではここで人工的に色の改善を!”――となるのが通例ですが、ことアレキサンドライトに関してはそれがありません。
人工処理(加熱・樹脂含浸・放射線照射等)を施せば、この宝石のいのち「変色性」を失うからです。
アレキサンドライトのもう一つの希少性は、実に変色性の裏側に隠された「無処理宝石特性」(=処理による素材劣化のないナチュラルな美しさ)に支えられているのです。
https://www.hanajima.com/jewelry/colorstone/description/jemstory-alexandrite.html
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>変異の主因は、クリソベリル結晶の
成長途上で
紛れ込んだ「クロム元素」。
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…やっぱり… アルマンディン兄様が悪いッ!(==#)!
そして『 上の 王子 』は『スぺサルティン』サマで…
『 末っ子 』が、パイロープ、か…w
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宝石界の一大勢力ガーネットグループは、本講座でも最多登場宝石族。スペサルティンガーネットはその4番目のアイテムです。
パイロープ、アルマンディン、ロードライトの”赤色ガーネットトリオ“は、前の第3,4稿で学びましたが、そのトリオにこのスペサルティンを加えて「パイラルスパイト系列ガーネット」と呼び、”柘榴の赤い種子のような石”という石名由来通りの、伝統的な赤系ガーネットの”本家”筋を構成します。
ガーネットの3つのメインガーネット(端成分)、すなわち
パイロープPyrope、
アルマンディンAlmandine、
スペサルティンSpesartine
の頭文字を繋げた赤系柘榴石の総称Pyralspite seriesのことです。
https://www.hanajima.com/jewelry/colorstone/description/jemstory-spessartine-garnet.html
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(なんでこう、脳内の物語世界と、妙に符合するかねぇ…w)
w(^◇^;)w
☆彡